現ガイドライン:
「作業姿勢について「椅子に深く腰かけて背もたれに背を十分あて、履き物の足裏全体が床に接した姿勢を基本姿勢とすること。」
→当社の考え方:
「背もたれに背を十分にあてる必要があるであろうか?背もたれに背を当てた瞬間に電気信号が止まり、筋活動が弱まるとの考えもあります。
そもそもすべての事務椅子に背もたれは 必要であろうかと考えています。」
現ガイドライン:
「(椅子について)床から座面の高さの調整範囲は、37cm〜43cm程度の範囲で調整できることが望ましい」
→当社の考え方:
「これは、直角座り(太ももとお腹の角度を直角にした座り方)を前提とした椅子の高さである。直角座りの見直しの声も上がっている中、低すぎる調整範囲と思われます。」
現ガイドライン:
「(机について)床からの高さは、60cm〜72cm程度の範囲で調整できることが望ましい」
→当社の考え方:
「これも、直角座りを前提とした机の高さである。直角座りの見直しの声が上がっている中で、新たに推奨の声が上がっている太ももとお腹の角度が110〜135度となる座り方を視野に入れ、働く人の身長の範囲150cm〜180cmととらえた時には、身長の約半分程度の72-90cm程度の高さまで調整できる机が望ましいと思われます。」
当社では、各専門家との連携、
大学との共同研究、これまで実施した臨床試験の結果に基づき、VDT作業においては、従来型の太ももとお腹の角度を直角にした座り方よりも、120度にした座り方(バランスシッティング)の方が、姿勢と身体にとって望ましいと考えています。
※VDT作業とは、ディスプレイ、キーボード等により構成されたVDT(Visual Display Terminals)機器を使用して、データの入力・検索・照合等、文章・画像等の作成・編集・ 修正等、プログラミング、監視等を行う作業をいいます。