6人家族の我が家には
長年使い続けている椅子があります。
下は1歳から上は13歳・・・
子供は、スクスクと育っていきます。
日々の中で、一番使う家具は椅子。

子供の椅子といってもいろいろあるけれど
どれも小さいうちしか使えないし、そう買い替えもできない。
ずっと使える椅子は・・・
それがフレキシットチェア。

フレキシットチェアとの出会いは
私がこの会社に入った頃、取り扱っていた椅子。
この椅子は、ノルウェーを代表とする
家具メーカー・リボ社のオドウィン・リッケンさんがデザイン。
木の良さを最大限に引き出しつつ、機能に優れたデザインを
追求して生まれてきたのが、フレキシットチェア。

実は、1998年に世界的に有名なイタリアミラノサローネ 国際家具見本市でグランプリを受賞した 世界が認めた名作椅子です。

私がずっと使っている理由は
木製のやさしいぬくもりと曲木のラインの美しさ。
スーっと伸びた美しいスタイルにまず虜に。。

家族ができれば子供から大人までずっと使えて
みんな同じ椅子を使えること。
小さな子でもお座りができるようになった頃から座れるので
成長に応じて、ずーっと使えること。

木製だから子供の成長とともに刻まれていく
傷などの表情が私にとっても大切な記憶。

機能は、木製の椅子としては見かけない
座面と背もたれが、無段階調整できる。
使う人にとって、いつまでもフィットした椅子に
なるということ。
小さい座面と大きな座面があるので、両方使えば
子供用の足置きになり、安定して座れる。

もうひとつの機能として、チルトがあります。
木製ならではの木のしなりの心地よさに
時間を忘れるほど・・・

自分だけの、ホッとした時間を過ごせます。

木の温もりは、座っていなくても
ちょっとそこにあるだけで
なぜか、ふわっと穏やかな気持ちになります。

とはいえ、フレキシットチェアは
今廃盤になって、もう作られてはいません。
手の込んだ構造のため製造コストがかかりすぎて・・・。
販売価格が高くなり、販売を見合わせるようになった経緯があります。

でも今回、フレキシットの良さを伝えたくて
倉庫にあるストックのみとなりますが
再販させていただきます。

ノルウェーから輸入していることもあって
製造過程での小さなキズや色むらなどがあります。
でもそれは機械的でなく、手作りで丁寧に作っている証拠。

ぬくもりが伝わってきます。

出荷する時は、必ずちゃんと組み立てて、検品をしています。 なので、1台1台組み立て発送なんです。

とても手間のかかる商品。
でも、ステキな椅子。
私は、フレキシットチェアを迷わず、おすすめします。

アルダー色

ほどよいトーンのナチュラル色で、お部屋の雰囲気に、
なじみやすいカラーです。カジュアルにお使いいただけます。